田辺音楽教室　

自宅の教室、他の教室で　計３人の高校１年男子生徒がピアノを習っています。
（昔から、私のところには男子生徒が他の先生方より多いと思います、、、なぜか・・・）

３人ともピアノ男子で、バリバリクラシックを弾くタイプではなく、
自分の弾きたい曲や簡単クラシックをマイペースにレッスン。

マイペースが彼らの特徴で、３人中、２人は月１回のレッスン。
これが、続いているコツなのか？

３人とも小学生から続けていて、うち一人は、中学受験の時、他の先生から私が引き継ぐことに。

曲がゲーム音楽やアニメ音楽だと、私の方が「こんないい曲があるの？！」と驚かされることも。

先週土曜日、偶然、３人とも同じ日がレッスン日でした。

久しぶりに、お母さまと一緒に来た生徒の、来たときの表情が何か違う、、、と思ったら、高校生になっても、やはりお母さん好きだんでしょうね。。。ちょっと微笑ましかった。。。。

「今日、期末試験終わった。ピアノ練習してない」と言い訳から始まる生徒も。（レッスン中に練習したことは、しっかり覚えています！）
部活から急いで来た生徒も。

彼らの特徴！　　レッスン中の集中力が　すばらしい！

で、ふと思った・・・・２人は運動部なのですが、
このピアノの練習って、運動の基礎練習をしているのと、同じ感覚なのかぁ？と。
黙々と、無駄話もなく、練習しています(^_^)

高校の勉強も大変だと思いますし、部活でクタクタなのに、それでもピアノに通っているのは素晴らしいなぁ、、、、
ピアノで遊んでいるのではなくて、練習しているし・・・。。

幼児教育科の大学・専門学校に進学したい、将来学校の音楽の先生になりたいから音楽教育科のある大学を受験したいという生徒さんを何人かみてきました。
（音楽教育科、教育科音楽専攻の場合、入試に音楽実技試験、ソルフェージュ、楽典の課題があります）

将来、保育士・幼稚園教諭になりたいための学校も、まぁ、本当にそれぞれの学校の特徴が違いますね～。
授業のピアノの内容もレベルも違う。。。
音楽系の授業の内容も全く違う。。。。
いろんなことを学んで、現場で使えるようになってほしいですね。

いまや、教育科音楽専攻で実技をＤＶＤに録画して郵送するという学校もあるらしく、、、、
入試もずいぶん変わってきているなぁ～と驚いています。。。

合唱の伴奏のレッスンも楽しいです。

伴奏は、単にピアノパートが弾けるだけではなく、歌のパートがどうなっているのかも、
考えながら、弾くようにアドヴァイスします。
理想は、歌いながら伴奏が弾ける。

例えば、アルトだけがメロディを歌う時の伴奏の音の大きさと、全員が言葉でハモル時の伴奏の大きさが同じだと、歌の魅力が出せませんよね。

ピアノパートだけではなく、全体を考えることができるのも、伴奏の楽しさ。

１曲の中に、柔らかく弾きたいところ、力強く弾きたいところ、、、
歌をひきたてる役目でもあり、歌を助ける役目でもあり、やりがいのある重要な役目でもあります。

私も歌の伴奏を弾くことがありますが、ピアノの曲を弾くよりも、
歌と一緒に弾いている！というアンサンブルの楽しさ、他の人と一緒に音楽している嬉しさ、楽しさがあります。